2021年8月10日(火)にオンラインによるランチ座談会を開催しました。
テーマは「品川区の小学校生活」
品川区は学校選択制なので、小学校入学前に迷う方が多いのです。
感染症対策で口コミを集めるのが難しい時代。
先輩ママの経験談で、少しでも不安が減ってくれればと思って開催しました。
平日のランチタイムにオンラインで開催すれば、働いている人もそうでない人も参加できるのでは?という企画です。
話題にあがったことをまとめましたので、参加できなかった人もぜひ参考にしてみてください。
小1の壁はどうでしたか?
<ママの体験談>
- 長期休暇や放課後の預け先は心配ありません。
品川区の学童「すまいるスクール」は申し込めば全員入ることができるので、放課後の預け先は心配ありません。
また、4月1日から預かってくれるため、春休みの心配もありません。 - 登校の時間に間に合うように家を出るのが難しかったです。
学校の門が開いてる時間が意外と短かったり、道すがらいろいろ気になったりして、思っているより時間がかかったり。
最初はママ友と協力して交代で付き添いをしました。入学前に通学路の確認をお子さんとしておくのもいいと思います。 - 保育園や幼稚園と違って小学校は学校の情報がなかなかはいってきません。
先生と話ができる機会も少なくて、普段の連絡は連絡帳を使うことになります。
慣れるまではちょっと心配でした。 - 友達ができるのか心配でしたが、みんな友達を作りたいと思っているようで、案外大丈夫でした。
先生もサポートしてくれます。
小学校に行く前に準備しておいてよかったことは?
<ママの体験談>
- 4月1日からすまいるスクールに通って、友達を作ることができるといいです。
子どもは友達がいることで、学校に行く不安が少し和らいだようでした。 - 学用品は多めに買っておくといいです。鉛筆や消しゴムはすぐになくなると思ったほうがいいです。
とにかく名前を書いておくことが大事ですが、名前を書いておいても子どもが自分で探さないと戻ってきません。
どうしても見つからない場合は連絡帳で先生に聞くと助けてくれます。
小学校に行ってからやってよかったことは?
<ママの体験談>
- 勇気をもって、同じクラスのママ友とLINEを交換しておくと、宿題の質問ができたりしていいです。
特にしっかりした女の子の保護者が知り合いだと心強いです。 - ママ友作りが苦手な場合は、早めにPTAに参加するのもありです(ほとんどの小学校で、6年のうち一度は何かしらやらなければならないので…)。
自然にママ友ができますし、先輩保護者から役立つ情報も聞くことができます。 - 引っ越し先のためママ友は誰もいませんが、なんとかなっています。
多少失敗しても大丈夫という気持ちを親がもつことで、子どもも不安が減るように思います。
すまいるスクールに2年生から通っても大丈夫?
<ママの体験談>
- すまいるスクールの先生がうまくサポートしてくれるようです。
よく一緒に遊んでくれています。 - すまいるスクールに登録していないと、4月の保護者会の時に子どもの預け先がなく、困ってしまう可能性があります。
一年生はまだ一人でお留守番させるのは心配なので、育休中ですまいるスクールに行く必要がなくても、入学前から登録はしておいたほうがいいと思います。
その後の急な用事の時でもあずけられて安心です。 - 4月のすまいるスクールは1年生の利用がとても多いようです。
友達と一緒にすまいるスクールに行きたいと子どもが言い出したら、友達作りもかねて、行かせてあげたらいいと思います。
ただ、学校によっては人口密度が高くてストレスがかかる可能性もありますので、様子次第だと思います。 - すまいるスクールの運用は外部委託のため、小学校によってルールや雰囲気が違うようです。
先輩保護者に様子を聞けると安心です。 - 感染症対策は頑張っていますが、子どもの気持ちがゆるんでいるので、学校生活よりはリスクがあるかなと思います。
臨時休業があけたばかりのときは、すまいるスクールの利用数はずいぶん減っていましたが、最近はまた戻ってきたようです。
指定校ではない学校を選んだ?(学校選択制)
[参考リンク] 品川区ホームページ「令和3年度新入学 学校選択制度実施状況」
<ママの体験談>
- 人気校には希望しても入れないことが多いです。どこが人気なのかは品川区のHPで確認(希望申請状況一覧)するといいです。申し込み順ではなく抽選で決まります。
- 定員オーバーしている場合は、兄弟でも同じ学校に入れないことがあるので要注意です。
兄弟で学校が違うとPTA活動が二倍になったり、行事の日程が被ることもあって結構大変です。 - キャンセル待ち7番でしたが、希望校には入れませんでした。
どうしても入りたいなら引っ越しも視野に入れたほうがいいです。
ただし、どの学校でも、通い始めればきっとその学校を気に入ります。
放課後に近所の友達と遊べるかどうかはとても大事だと思います。 - 通学時間がかかるのは子どもにとって、とてもきついと思います。
重い荷物の持ち運びがよくあるので、長時間の移動は大変です。 - それぞれの学校の様子は、10月ごろに実施される新1年生向けの学校公開を活用しました。
1年生の様子だけではなく、高学年の様子を見ることをお勧めします。
その学校に通うと、どのように成長するかが見えてきます。 - 学年によってカラーが違うと言われますので、1年生以外の学年も見るといいです。
校長先生によって働きやすさも変わってくるらしいので、先生の表情も見るといいかもしれません。 - 学校の公式ホームページに校区共同委員会による「外部評価」が載っています。
参考になるかもしれません。
一貫校とそうでないところの違いはある?
<ママの体験談>
- 中学受験を考えているなら、モチベーションを考えると一貫校でないほうがいいかもしれません。
ただ、一貫校でも受験する子は多いです。受験率が高いかどうかも判断材料になります。 - 一貫校では、部活を4,5年生から始められます。1-4年生を前期課程、5-9年生を後期課程と呼びます。
9年間同じ校舎に通います。
9年生が1年生の世話をするなど、後期課程としての責任感は育ちやすいかもしれません。
また、前期課程のときの担任が同じ校舎におり、長期的視点による教育がなされるらしいです。 - 規模の小さな学校は、先生たちがどの学年の子の顔もわかるくらいアットホームで居心地がいいと聞きます。
クラス替えがないことをリスクと考えるかメリットと考えるかで変わってきます。 - 校庭の広さで選ぶ人もいます。
コロナの前と後での変化は?
- 音楽で歌や鍵盤ハーモニカの練習がほとんどできていないようです。
また、給食の時間は黙食。よく手を洗うようになり、みんなマスクをしているためインフルエンザにかかる子も少なく、欠席する子が減ったそうです。 - マスクをしているため、人の表情を読み取るのが難しいようです。
- 一人一台iPadが配布され、毎日持ち帰るようになりました。
品川区内の学校でも、活用が進んでいる学校とそうでない学校があるようです。
タブレットがとても重いです。
習い事はしている?
<ママの体験談>
- すまいるスクールがあれば、ほかの預け先はいらないので、放課後スクール的な習い事はやめることにしました。
- フルタイムで働いていると、送迎付きの習い事でないと難しいです。
土曜日に習い事をさせている話はよく聞きます。また、6時以降から始まる習い事に行くことも可能です。 - ファミリーサポートや祖父母にお願いして習い事をしている人もいます。
- 学童の友達と一緒に習い事に行ってくれることを目指して準備中です!
- 3年生以降なら子ども一人で自転車に乗って自分で通えるようになるので、それまでの間はと思って頑張って送迎しています。
- 一人で通えるようになるまで、習い事はしない予定です。子どもが何かをしたいと言って来たら考えます。
ランドセルを買うときのポイントは?
<ママの体験談>
- 男子はこだわりのない子が多いので、すぐ決まりました。
- 女子はカラフルなものを選びたがるかもしれませんが、6年生まで通うことを考えると、あとで飽きる心配もあります。カバーでおしゃれができると説得して、できるだけシンプルなものを買いました。
まとめ
昨年同じようなテーマで書いた記事もあります。
[小学校入学準備について 先輩ママや現役小学校の先生に聞いてみました!]
[とっても役立つ!品川区の小学校座談会レポート]
*令和2年4月入学から、学校選択制・通学区域の一部が変更されましたのでご注意ください。
品川区ホームページ 品川区立学校の学校選択制・通学区域の一部変更について